ホームディレクトリ($HOME)以外の場所にplenvの環境を作ってperlをインストールする
plenvはデフォルトではホームディレクトリ($HOME)にインストールする前提になっているようだ。
で、今回はわけあってホームディレクトリ以外にplenv(perl)の環境を作りたかったので、その時のメモ。
基本的な流れはREADMEの通り。
※/path/to
ディレクトリにインストールすることにする
まずはplenvのclone
$ git clone git://github.com/tokuhirom/plenv.git /path/to/.plenv
pathを設定する。readmeでは~/.bash_profile
に書き込んでいるけど一旦設定だけする。特に理由はない。
$ export PATH="/path/to/.plenv/bin:$PATH"
plenvを初期化するが、ここでもひとまず~/.bash_profile
には書かない。
$ eval "$(plenv init -)"
perl-buildを入れる
$ git clone git://github.com/tokuhirom/Perl-Build.git /path/to/.plenv/plugins/perl-build/
ここで試しにインストールできるperlのバージョンを確認してみる
$ plenv install -l
すると
plenv: Please install perl-build. See https://github.com/tokuhirom/plenv/blob/master/README.md#installation
perl-buildが入ってないから入れてねと怒られる。
なのでPLENV_ROOT
という環境変数を使って、明示的にplenvの場所を設定してあげる
$ export PLENV_ROOT=/path/to/.plenv
もう一度plenv install -l
をしてみる
$ plenv install -l Available versions: 5.6.0 5.6.1-TRIAL1 5.6.1-TRIAL2 5.6.1-TRIAL3 ...
うまくいった。
僕がうまくググれなかっただけかもしれないけど、plenvのコードを読んでみたらそれっぽいことが書いてあったので、試してみたら出来たという話。 https://github.com/tokuhirom/plenv/blob/master/libexec/plenv#L39